ペダルオフセットさえなんとかなればという気持ちは強いが

ハイブリッドモデルのみの欠点と言えば、バッテリーの充電状況と負荷の様子で時折エンジンを止めてモーターのみの走行になったとき、エアコンが止まってモワッとすることがあった。エンジニアによれば「一応エバポレーターの温度を測ってできるだけエアコンが効かない状態は回避しているんですが……」とのこと。試乗日は強烈な暑さだったと言うことは一応添えておく。しかしスイフト・ハイブリッドを全体で見れば、それらの欠点を埋めて余りあるほどパワートレインとサスペンションの出来が素晴らしい。ペダルオフセットさえなんとかなればという気持ちは強いが、筆者は試乗の間中ニコニコしていた。

http://www.rokyu.net/user_information1-59098.html http://gamers.mysns.jp/p/gvfghgder  今、国産のBセグメントでスイフト・ハイブリッドとまともに戦えるのは恐らくデミオのガソリンモデルだけだろう。ペダルレイアウトではデミオの圧勝だが、乗り心地に関しては少しスポーティーに振ったデミオより、穏やかだがハンドリングを犠牲にしていないスイフトに軍配を上げたい。Bセグメントの購入を考えているならば、スイフト・ハイブリッドは要チェックである。

http://www.otoku47.com/author/gvfghgder/ http://paris.jimomo.jp/user/public.html?id=16227  しかし、これだけの革命的な仕組みを持つモデルを「スイフト・ハイブリッド」という何の変哲も無い名前で売り出すしか方法はなかったのか。スズキはもう少し欲を持った方が良い。スゴいものはスゴそうな名前でないと分からない。